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甲子園は年に1度乃至2度の晴れ舞台です。和歌山県内のみならず全国に智辯和歌山ファンが増えている昨今、甲子園アルプススタンドも私が中学生、高校生だった頃に比べると随分膨れ上がるようになりました。そこで、智辯ファン歴10年の間に多少なりとも培ってきた知識と経験から、甲子園応援に関するアドバイスを行いたいと思います。
1.甲子園まで観戦に来られる予定の方へ 自宅で観戦した方が賢明です。最初にお断りしておきます。テレビの方が実況もあり、カメラワークは要所を逃さず押さえてくれます。スタンドからは配球など、野球の一番の魅力たる投手対打者の勝負が想像を絶するほど見えません。わかるのはせいぜい打ったか否かくらいです。 さらに、甲子園のスタンドの環境は、特に夏は非常に過酷です。コンクリートが日射を吸収し、最高気温はおそらく40℃を超えます。また、通路もあまり広いとは言えないため、暑いからといって日陰で休むことも難しかろうと思います。それならば自宅で涼を取りながら手に汗握って観戦する方がずっと正しい判断でしょう。どうしても甲子園でと仰る方は、庇があり、且つ選手たちがよく見えるネット裏内野席で観戦することをお薦めします。
2.甲子園に足を運ぶ意義 では何故そのように過酷な環境に身を置くか。それは応援するために他なりません。こればかりは自宅のテレビの前や、或いは内野席などではできません。アルプスに入る必要があるのです。逆に言えば、アルプスに入るということは試合の詳細な展開の把握が困難になるなど多大な犠牲を払っているということであり、その犠牲分を取り返すためには力の限り応援を楽しむしかありません。アルプスに入ったは良いが大人しく試合を見ているなど、愚かしいばかりか、満員でアルプスに入れずに泣く泣く外野席に回らざるを得なかった方々に迷惑です。 甲子園応援とは、祭りのようなものだと私は考えています。たとえ見様見真似でも、智辯生と同じように赤いメガホンを振りかざし、声を張り上げてみましょう。アルプス席全体が自分自身と一体化する実感が湧いてくるはずです。私はそういった方々のためにこのサイトを立ち上げました。見様見真似の手探りでなく、予習することによってスタンドで応援曲に迷うことなくビギナーもベテランも同様に応援して欲しいからです。応援行脚が祭りならば、私は阿波踊りのノウハウを知ってもらいたいのです。ここでは踊らなければ損だと思って下さい。
3.応援に際しての注意 ただ、アルプス席にいる全員が智辯を応援したいと思っている訳ではないのも事実です。春休み、夏休みの旅行気分で来る方も大勢いるのです。智辯関係者は学校や辯天宗本部からチケットを無料で頂くことができるので尚更です。我々としては、こうした非協力的な観客を避けなければなりません。もしも自分だけがそんな中にぽつりと混じってしまうようなことになると、正当に応援しているだけで周囲から疎まれ、あまつさえ注意されるようなこともしばしばあるのです。 そのような事態を回避するには、充分に場所を選ぶ必要があります。そしてその一つがアルプス最前列の一角と最も内野寄りの席です。最近になって、ファールボールがアルプスの観客、特に無防備なブラスバンド部員を直撃する事故に対応するため、ブラスバンド席が内野寄りの隅に設けられることになりました。当然ながらそこは応援曲が聞こえないなどということはまずあり得ません。そのせいかどうかは定かではありませんが、近辺には元ブラスバンド部員をはじめ、関係者だった熱狂的な智辯ファンが集まりやすい傾向にあるのです。 こちらをお読みの方、最前列か内野寄りのブロックに集結し、何に遠慮することもなく全力で智辯を応援しましょう。 |